スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない,アグ!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。 過去に大ヒットを飛ばしたタイトルをリメイクするのは,スマートフォン向けアプリに限らずゲーム業界ではよくあること。本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介するiOS向けアクション「」もそんな一作。レトロゲームに詳しい人なら,タイトルを聞いただけで「インディ?ジョーンズっぽい,Diablo3 Gold,あの!」とお分かりいただけるかもしれない。 ドット絵のゲーム画面が,実は冒険者が覗き込んでいたタブレットの画面だった,なんていう洒落た演出でスタート ゲームはいたってシンプル。常に前進する主人公を操り,ひたすら障害物を回避して2万メートル先にあるゴールを目指すという内容だ。 コースは,森林や洞窟などさまざまで,巨岩や倒木,深い谷といった危険な障害が用意されている。回避操作や入力タイミングをミスすれば,即座にゲームオーバー。障害の配置場所はプレイごとにランダムで変更されるので,プレイするたびにプレイヤーの反射神経が試されることとなる。 ジャングルや遺跡,洞窟などのさまざまな場所を進んでいく 障害を避けるための基本操作は,上にスワイプすれば主人公がジャンプ,下ならスライディング,曲がり角や分かれ道での移動には左右に,といった具合。たまに出現する毒ヘビや毒クモは,画面をタップすればムチで攻撃できる。また,本体を左右に傾けることでコースのライン取りを変えることも可能だ。 コース上に落ちているクリスタルは,「STORE」でアイテムを購入するのに使えるので,できるだけ拾うようにしよう。アイテムには,主人公の能力を強化するものだけでなく,主人公の服なども用意されている。 服は種類が多く,集めがいがありそう 障害の種類を瞬時に見極め,テンポよく回避していく本作のゲーム性は,スリリングでなかなか面白い。ただ,演出でカメラ視点が変化するときがあり,そこでミスをしやすい点には注意したい。 似たようなゲーム性のタイトルに,本連載で紹介した「Temple Run:メリダとおそろしの森」( / )があるが,グラフィックスの伽溲莩訾胜桑澶违辚匹¥碎vしては,こちらに軍配が上がると感じた。85円(税込)の有料アプリだが,その価値は十分にあると思わせてくれる完成度だ。 障害物は,タイミングよく回避すればいい。直感的に操作できるのでチュートリアルいらずだ 著者紹介:トリスター&馬波レイ 90年代中頃からライターとしてのキャリアをスタートし,セガ系雑誌を中心に記事執筆や取材活動に勤しむ。近年はゲーマガ編集部に所属し編集?ライターとして活動するも2012年に雑誌が休刊。現在はフリーのライターとしてゲームメディアを中心に活動中。わかりやすいルールで短時間で楽しめるスマートフォン向けゲームは,昔のアーケードゲームの匂いがして好きです。
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