2013年1月24日木曜日

ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第50回「成り上がれ,『ゴッドファーザー』に(7)」_1

 は,Electronic Arts版「The Godfather」(邦題 ゴッドファーザー)の日本発売前に“壁”が立ちはだかったという話で終わったので,今回はその続きを。  ご存じのとおり,エレクトロニック?アーツはすでに,PlayStation 2とPLAYSTATION 3,Xbox 360,そしてPCという四つのプラットフォームで本作を発売済みだ。だが,発売前にはCEROという壁が立ちはだかっていたのだという。  本作のPRを担当していたエレクトロニック?アーツの熊谷一幸氏は当時,「EAとしてバイオレンス表現を含むゲームは珍しいもので,新しい試みです。ただ,日本で発売する場合,CEROさんとソニー?コンピュータエンタテインメントさんという二つの審査が入ってしまうので,どこかで表現を変える必要があるかもしれません。XboxとPCに関しては,極力,オリジナルのままで発売したいと努力しているのですが……」と語っていた。  結局,コンシューマ版のリリースは後回しとなる形で,PC版が2006年8月に先行して発売されたのだが,cabal rmt,さすがPC版というか,とくに規制や制限もなく,海外版と同じ表現が維持されていて嬉しかった記憶がある(筆者のPCが貧弱だったことが原因で,ちょっと残念なポイントもあったが)。  ちなみにその年の9月,筆者は北米やアジアへ出張する機会があったため,Xbox版の北米版とアジア版を購入。さらに,Paramount Picturesから出ていたDVD-Video版のものとは異なるメイキング映像が収録されているということで,Xbox版のLimited Editionや,現地でリリースされたばかりのXbox 360版も買い,帰りの空港ではPSP版とストラテジーガイドまで購入してしまった。  ……そんなこんなで,帰国するときには,スーツケースの中がThe Godfatherだらけになったものである。  これぐらい筆者は,映画にしろゲームにしろThe Godfatherへの強くて深い愛を持っている。にもかかわらず,「日本語ローカライズは済んでいるんですが,国内発売がどうなるかは分からないんです」なんて話を聞くと,aion RMT,ただひたすらに残念でならなかったものだ。  たかだかゲームの話ではある。だが筆者は,小学生の頃から亡父に映画「ゴッドファーザー」を何度も見させられ,いわば“組織=ファミリーとしての縦社会的英才教育”をたたき込まれていただけに,この作品への思い入れは特別なのである
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